アルソックロックとは、警備会社「アルソック」から販売されている窓ガラスからの泥棒の侵入を防ぐ補助錠。粘着シールで簡単に設置ができます。
アルソックロックには、2枚のロック板が折り畳まれて収納されています。窓を閉じてこのロック板を起こすと、たとえ空き巣犯がガラスを破って窓のロックを解除したとしても、アルソックロックのロック板が窓につっかえて窓を開ける事が出来なくなります。
また、アルソックロックの片方のロックを解除すると、ロック板の幅の分だけ窓を開ける事が出来、換気を行いながら窓をこれ以上開かないようにロックすることが可能です。
アルソックロックと同様に、窓につっかえる事で泥棒の窓からの侵入を防ぐ「ウインドロック」と呼ばれる防犯器具もあります。
アルソックロックの粘着シールは、窓が簡単に開かないようにするために強力に作られています。一度貼り付けたら取り外すことは難しく、無理に外そうとするとガラスが破損してしまう恐れがあります。
ゆえに賃貸物件に設置すると、部屋から退去する際に大家や管理会社とトラブルの元になりかねません。
賃貸物件にお住まいでアルソックロックの導入をお考えの方は、記事下部の「4 アルソックロックは取り外せない!」の部分をチェックしましょう。
警察庁が提供している空き巣被害に関するデータに基づく表1~3から、以下の事実がわかります。
・1戸建住宅、4階建以上共同住宅では窓からの侵入がトップ
・窓からの侵入手段はガラス破りが最も多い
窓から侵入する空き巣犯は多く、セキュリティをしっかり行わなければいけない箇所だということが分かります。また、ガラス破り対策を行うことが、窓からの侵入を防ぐのに有効であることも分かります。
ガラス破りとは、ガラスの一部分を破壊し、窓の鍵を解錠し侵入する手口。このガラス破りでの侵入対策としてアルソックロックの設置が効果的です。
アルソックロックは、1つ設置するだけでも十分な防犯効果が期待できますが、ALSOKでは、窓の上下に2つ設置することを推奨しています。2個設置することで、窓のロックをより強固になり、犯行時間が長引くことで泥棒の侵入を防ぐ事が出来ます。
このような方法は、一般のウインドロックでもよく行われます。
アルソックロックにはALSOKのロゴ大きく表示されていて、窓に設置するとこのロゴを外から確認できます。泥棒にとって、ALSOKと契約している防犯意識の高い家にわざわざ侵入することはリスクが高いので、ロゴマークで犯罪を抑止できます。
泥棒への威嚇という意味で、アルソックマークができるだけ外から見えやすい所に貼り付けた方が良いでしょう。
アルソックステッカーは、ALSOKの契約者にだけ配布されるステッカーで、契約者以外が使用することを固く禁じています。このステッカーは、ALSOKが警備を行っているという証であり、犯罪の抑止効果を持ちます。
上記で解説したように、アルソックロックは、ALSOKと契約せずとも購入が可能であり、安価で疑似的なアルソックステッカーの効果を享受できます。
ただし、アルソックロックはサイズが小さいので、目立ちにくいという弱点があります。また、アルソックのホームセキュリティ契約者に配布されているステッカーにはシリアルナンバーが記載されているなど、デザイン上の違いもあります。
セキュリティ事情に詳しい空き巣には、「あれはただのアルソックロックで、アルソックにより警備されているわけではない」と気づかれてしまうでしょう。
アルソック公式のネットショップでは、アルソックロックの価格は3672円(税込み)でした。しかし、アルソックロックは、公式サイト以外の場所でも入手することができます。
そこで、ここではアルソックロックをお得に入手できるのはどこなのか調査してみました。主に以下の4つを見ていきます。
・ホームセンター・生活雑貨店
・ネットショップ
・メルカリやヤフオク
・最安値で買うには?
*ここでは価格の比較をしやすくするために税込み価格を表示します。
KOMERI、ビバホーム、東急ハンズのネットショップでアルソックロックが販売されているのが確認できましたので、実店舗でも取り扱っている可能性が高いでしょう。
この3つショップでのアルソックロックの販売価格は、以下のようになっていました。
KOMERI:2180円
ビバホーム:2030円
東急ハンズ:2160円
ビバホームが2030円で最もお得なようです。
一応ロフトのネットショップでも在庫の確認をしましたが、取り扱っていませんでした。よってロフトの実店舗では入手できない可能性が高いでしょう。