アルソックはステッカーだけ購入可能？買い方と値段を解説！

本記事の要約

結論から述べると、アルソックのステッカーは市販されていません。あのステッカーはアルソックが契約している施設にのみ貸与されています。あまったステッカーを知り合いや友人に分けたりすることも許されていません。

本記事では「アルソックのステッカーだけを購入したい」と考えている方向けに、以下の5つのポイントに関して詳しく解説していきます。

本記事で解説する重要ポイント

・アルソックのステッカーは販売無し

・アルソックと契約する場合の料金

・Amazonや楽天での販売をチェック

・ヤフオクやメルカリでの出品をチェック


この記事を最後まで読めば、防犯ステッカーの取り扱いについてより詳しくなることが出来ます。ぜひ目を通してみてください。

アルソックのステッカーは販売されていない

ステッカーは非売品

ALSOKのロゴが入ったアルソックステッカーは、ALSOKが契約者住宅にのみ配布しているものであり、ステッカーの販売は一切行っていません。

また、ALSOKの公式サイトでは、ステッカーの売買・譲渡・貸与を禁止していると明言しているので、唯一ステッカーを持つ事を許された契約者もそれを他人に流す事ができません。

つまり、規則を破らない限りALSOKと契約せずにアルソックステッカーを入手することは不可能になります。

ステッカーだけで販売しない理由

では何故ALSOKでは自社のステッカーが市場に出回る事を固く禁じているのでしょうか？

その理由は、


・契約者住宅を示すステッカーの機能を守るため

・自社ブランドの権威を守るため

・契約者を守るため


の3つが考えられます。

もしステッカーが世に出回った場合、契約住宅でなくてもステッカーを入手し使用することができるので、もはや契約住宅であることを示すというステッカーの機能が果たせなくなります。

また、ALSOKと未契約の家でも、ステッカーを貼ることで周囲の人々からはあたかも契約住宅のように見えてしまいます。しかし、このような住宅は、ただステッカーを貼り付けているだけなので、悪者への威嚇効果にはなっても、実際にセキュリティが厳重な家とはなりません。

そのため、アルソックステッカーが付いてるにも関わらず泥棒に入られる家が増え、周囲の人々に、ALSOKの警備は脆弱であるという印象を与えてしまい、信用の低下をもたらします。

そして、ALSOKの信用の低下により、ALSOKのロゴの威嚇効果が薄れ、悪者たちに狙われやすくなるという悪循環をもたらします。

以上の事から分かるように、ALSOK自身のため、契約してくれたお客様の安全のために、販売禁止のルールは必要不可欠なのです。

事実上の代用品「アルソックロック」は市販されている

アルソックロックとは、窓から侵入を阻止するための防犯器具。ALSOKの正規品なのでステッカーと同じロゴが印刷されており、市販品なのでALSOKと契約せずとも購入することが可能です。

アルソックロックは、窓ガラスに粘着シールで貼り付けて設置します。窓を閉めた後に、アルソックロックに収納されている２枚のロック板を起き上げると、そのロック板がつっかえて開かなくなるという仕組みになっています。

また、窓ガラスに貼り付ける際に、ちょうどALSOKのロゴが外から見えるので、あたかもALSOKに守られている家のように見せる事ができます。

つまり、アルソックロックは、窓をロック機能と、アルソックステッカーとしての役割を持つアイテムということになります。

アルソックと契約する場合の費用目安

では、アルソックステッカーを利用するためにアルソックと契約すると一体いくら掛かるのでしょうか？

アルソックでは、いくつかのホームセキュリティサービスを提供していますが、ここでは以下のサービスにかかる費用について紹介していきます。


・戸建住宅（ホームセキュリティBasic）

・集合住宅向け（HOME ALSOK アパート・マンション入居者契約プラン）


各サービスには「買い取り」、「レンタル」、「ゼロスタート」の３つのプランが用意されています。

買取りとレンタル

「買い取り」と「レンタル」は、機器を購入するのか、それともALSOKからレンタルするかの違いがあります。

サービス料金は「初期費用＋月額費用」という構成になっていますが、ゼロスタートプランは、初期費用がゼロで始められます（ゼロスタートも機器はレンタル）。

上記２つのサービスは５年契約となっており、途中で解約を行うと解約金が発生します。

戸建住宅向け（ホームセキュリティBasic）

一戸建て住宅向けのホームセキュリティサービス。お買い上げプランが最も初期費用が高く、レンタル、ゼロスタートの順で安くなっています。

逆に、月額費用はゼロスタート、レンタル、お買い上げの順で安くなります。契約期間５年間でかかる費用を計算した所、レンタルの41万7500円が最安となりました。

これより、一戸建ての住宅にアルソックステッカーを導入するためには、最低でも40万もかかってしまう事が分かりました。

集合住宅向け（HOME ALSOK アパート・マンション入居者契約プラン）

アパートやマンション等の集合住宅にお住まいの方向けのサービス。初期費用と月額費用の傾向は上記で解説した戸建て住宅向けのサービスと同様。

こちらも契約期間の５年間でかかる費用の合計を計算したところ、レンタルサービスの36万200円が最安になりました。

集合住宅の場合は、アルソックステッカーを使用するためには５年で36万、1年に約7万の出費になることが判明しました。

通販（Amazonや楽天）での販売を検証

2018年10月1日現在、Amazonと楽天ではアルソックステッカーは一つも出品されていませんでした。

同年７月に、警備会社SECOMの偽造ステッカーを販売した容疑で男が逮捕されており、ALSOKも違法に販売している業者はいないか目を光らせていると思うので、今後も出品される事はないと思われます。

ヤフオクやメルカリでの販売を検証