遠距離介護を実践した芸能人【4選】介護への取り組み方は様々!

親の遠距離介護に取り組んだ芸能人・有名人の方々をエピソードを交えて紹介します。人それぞれ、様々な介護の形がありますね。

高橋里華【タレント】

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全日本国民的美少女コンテストでの入賞をキッカケに芸能界にデビューし、90年代にCMクイーンと呼ばれていた高橋理華さん(46)は、現在認知症の義父と、癌を患っている義母のW介護をご自宅で行なっています。

高橋さんは、実父の介護を34歳からの4年間行った経験があり、その時は東京にある自宅と埼玉にある実家を週に5回往復する遠距離介護だったそうです。そのため完璧な介護を行えず、そのことをずっと後悔してると語っており、その思いがあるからこそ、今は熱心にW介護に取り組んでいるとのことです。

元ドロンズ・大島直也【タレント】

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日本テレビの大人気番組「進め!電波少年」のヒッチハイクの旅で大ブレークした元ドロンズの大島直也さん(47)は、ステージ4の末期癌と診断された母の介護を在宅で行い、後に施設に預けて遠距離介護に切り替えています。

大島さんは、当初施設に入れるのはあまり良い事ではないという考えがあり、在宅介護に取り組んでいましたが、介護で時間を取られてまともに働く事ができず、借金が膨らんできた事をキッカケに施設に預ける事を決意。

その後、母が余命3ヶ月と告げられてからは、残された時間をできるだけ一緒に過ごしたいと2日に1回のペースで施設に通ったそうです。今ではこの介護経験を活かし、自分の経験や知識を発信していく活動を積極的に行っています。

林真理子【小説家】

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処女作「ルンルンを買っておうちに帰ろう」がベストセラー作品となり、最近ではNHK大河ドラマ「西郷どん」の原作を手掛けた林真理子さん(64)。彼女は母・みよ治さんを預けている山梨の介護施設まで週一回は通う遠距離介護を行っていた事を告白しています。

林さんは、家にエレベータを付けて、お手伝いさんを雇い、母を家で面倒見る事も考えていたようですが、「あなたに負担をかけたくない!」と母から言われ、その言葉に甘えて施設に送る事を決意。

しかし、みよ治さんは、地域でかなり評判の良い施設に預けられたそうですが、みよ治さんを介護するスタッフは60過ぎの男性で、プライドの高い母は男性にオムツを交換されるのは嫌だったんじゃないか?と後悔していると語っています。

山本譲二【歌手】

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1981年に30歳の時にリリースした楽曲「みちのくひとり旅」が大ヒットし、それから数々のヒット曲を世に送り出した演歌歌手の山本譲二さん(68)は、物忘れがひどくなった母を施設に預けるという苦渋の選択をしています。

山本さんの母は、山本さんの父・武さんが1999年4月に肺気腫で亡くなって以来ずっと実家で独り暮らし。その母は帰郷する度に物忘れが酷くなり、ガスコンロの火を消し忘れる事もしばしば。山本さんは、これは危険だと思い施設に送る事を決意したそうです。

しかし、山本さんの母は家が大好きで、なかなか施設への入所に応じず、訪問介護を依頼することも検討するが、家に人を入れたくないという母の希望により却下。

そんな八方塞がりな状況に困惑していた山本さんの元にある日一通の連絡が…その内容は母の通うデイサービスで一つ空室が出来たというものでした。

これは良い機会だと感じた山本さんは、母に「デイサービスの部屋が一つ空いたからチャンスだよ。もし嫌だったらすぐに出ていいから体験してみよう」と持ち掛け、何とか入居にこぎつける事ができたそうです。

あんなに入居を拒んでいた母も、今では施設の友達と仲良く過ごしているそうで、山本さんは、ほっと一安心したと語っています。

芸能人の遠距離介護【まとめ】

自宅と実家を行き来する遠距離介護は、時間を取られるので、なかなか仕事と両立することが難しく、芸能人の方々は、遠距離介護になる場合は施設に預けるという選択を取る人が多いようです。

でもちょっと施設に預けるのは気が引ける…という方も多くいらっしゃると思います。しかし、山本譲二さんの例のように、「入居してみると案外快適だった」というような場合もあるので、体験入居も検討すべきです。

あなたにもいずれ降りかかるかもしれない遠距離介護問題。今回紹介した先人達の経験を是非活用して下さい。

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