神隠しから帰還?失踪して発見された子供たち【4選】その後のエピソードも!

失踪後、無事に発見されて帰ってきた子供たちの事件を紹介します。発見された経緯とのその後のエピソードへ特に焦点を当てています。

田野岡大和くんの場合(2016)

2016年5月28日北海道鹿部町にて、田野岡大和くん(7歳)は両親と姉と一緒に川遊びなどをしに公園を訪れていました。両親と姉の証言によると、お父さんと大和くんが山中へ山菜採りに行った際に行方不明になってしまったのです。

関係する人物

大和君の両親、姉

いたずらとしつけ

実は山菜採りに行っていたのは嘘で、川遊びの帰りにしつけのために車で鹿部町の林道を通り、大和くんを置き去りにしていたことが判明(夕方5時ごろ)。車で数100m進んだあと、5分程で大和くんのところへ戻りましたが居なくなっていたとのこと。

父親によると、しつけを理由に大掛かりな捜査をしてもらうことが申し訳なく言い出しづらかったということです。普段はこういうしつけをしていなかったそうですが、川遊びに行った際、大和くんが人や車へ小石を投げたりしたためこのようなことになってしまったそうです。

自衛隊演習場で発見

6月3日(行方不明発覚から6日後)の朝8時ごろ、鹿部町山中にある自衛隊演習場で、隊員が宿泊施設にいた大和くんを発見。大和くんは6日間水だけを飲んでおり、寒さはマットにくるまることで耐えていたとのこと。

実は5月28日の夜から既にその場所へおり、雨が降ってきたため雨宿りしていたそうです。偶然にも施錠されておらず、中へ入れたといわれています。

大和くんは病院で軽い脱水症状と栄養失調と診断され、点滴などを受けるため入院し、無事退院。家族による謝罪や、会話のやりとりなども報道されました。

田中蓮くんの場合(2017~2018)

2017年の12月9日福井県で、田中蓮くん(当時3歳)の父親は、蓮くんをつれて勤務先の駐車場へ車を停め、会社に立ち寄りました。蓮くんは車の助手席に座ったままでした。

父親が車を離れてから10分程経ってから戻ると、蓮くんんが助手席におらず行方不明の事件となりました。130人体制で捜索も行われましたが見つからず、駐車場近くを流れる川で事故にあったのでは?という説もありました。

発見された経緯とその後

年は明けて2018年の1月20日、福井県警が失踪現場である駐車場近くを流れる川の下流(約40キロほど)で発見された遺体をDNA鑑定したところ、蓮くんだったと発表しました。

死因は水死などを疑われており、事件性はほぼなし。誤って川へ落ちてしまったのではと推察されています。

遺体は19日に下流付近を歩いていた釣り人の方が発見したそうです。

新潟で起きた行方不明事件(1990)

1990年11月13日、新潟県の三条市路上で少女(当時9歳)が下校途中に行方不明となった事件。母親が、19時半を過ぎても帰ってこない娘を心配して、交番へ捜索願を提出しました。

警察と学校関係者合わせて100~200人で捜索しましたが、有力な手掛かりを得られなかったため、車による誘拐の可能性が高いとされました。

11月19日には80人規模の捜索隊となり、12月25日には地元消防団による捜査チームも解散。

発見された経緯とその後

同じ新潟県で、一緒に住んでいる成人済みの息子による家庭内暴力に悩まされる母親は、精神病院へ相談に訪れていました。最終的に、強制入院させることが決まり、病院・保健所・市役所の3組織からのスタッフで編成されたチームが、部屋に引きこもりがちな男を連れ出すために結成されました。

7名チームのうち5人が部屋へ無理やり入り込み、暴れる男へ鎮静剤を打ち男は眠りに落ちました。その騒動中から、部屋の中で毛布の塊がもぞもぞしているのに気付いていた職員が毛布を切り開くと、中から少女が現れました。

この子こそ、当時9歳だった行方不明となった少女。事件発生から9年と2カ月が経っていました。職員は母親へ訪ねましたが、「顔も見たことない」と返事を受けました。少女は監禁生活で心身共に弱っていましたが、2001年時点では、徐々に日常に気持ちを戻しつつあると伝えれらえています。

誘拐当時の状況

少女は、実は下校途中に当時28歳だった男性によりナイフを突きつけられ、車に乗るよう指示され、そのまま誘拐されていました。

男は母親と一緒に住んでいましたが、少女を母親に見られないよう、正面玄関を使わずに家の中へ少女を自身の部屋へ入れ、「部屋から出たり約束を守らなかったらひどい目に遭わせる」などと脅迫しました。

自身が外出する際は少女の両手両足を縛り付けたり、声を出したりしないよう指示して、それを破った場合は暴行するなどと、恐ろしいことを部屋で行っていたそうですが、男は階下にいる母親にはばれないように細心の注意を払っていたそうです。

千葉県で起きた行方不明事件(2013年)

2013年7月11日、千葉県茂原市の女子高生(3年)が下校途中に行方不明となりました。駅の改札口を出たのが最後に確認された姿だったとのこと。

事件に巻き込まれたのではないかと推察され、警察の捜査が開始。親も駅前でビラを配るなどして捜査に加わっていました。1カ月ほど経って、誘拐犯による身代金の要求などが無かったため、周囲の協力を得るため捜査が一般へ公開されました。

発見された経緯とその後

女子高生が行方不明となってから2か月後の9月26日、同じ地域の近所の男性が、自宅近くの神社にある社内でうずくまっている、行方不明となっていた女子高生を発見。2カ月半経過していましたが、服装は同じ制服のままでシャツやカバンは泥で汚れていたそうです。

行方不明当時ほとんどお金も持っていなかったはずですが、女子高生はずっと神社にいたそうです。警察からの事件性に関して尋ねる問いにも首を横を振るため、事件性は無い、と判断されたとのこと。女子高生も、多くは語りませんでした。

軽い脱水症状と、精神的な落ち込みが見られましたが、周囲の畑にあった野菜などを食べて生きていたとのこと。

真偽不明の噂

女子高生は、高校一年生の頃に家出をしたことがあったとのこと。そのときは翌日には発見されたそうです。今回の県も、家出の延長と考えられています。

また、女子高生の親がある特定の信仰を持っていて、その強要を拒むために家出したのでは?という推測もあるようです。しかし、そこはプライバシーの問題のため明らかにはされていません。

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