「蒸し暑いから」「めんどくさいから」といって窓を開けたまま寝ていませんか?泥棒の侵入経路トップ2は「扉」と「窓」であり、特に1階のお部屋は外から侵入することが容易なため、泥棒のターゲットにされやすいので注意が必要です。
今回の記事では、一階にお住まいの方、もしくはこれから住もうとお考えの方に知ってほしい、「集合住宅1階の窓に関する注意点」をまとめています。
お家の窓には二つのタイプがあります。一つは、ベランダへの出入り口となる大きな窓で、「掃き出し窓」と呼ばれるもの。もう一つは、腰ぐらいの高さに設置された「腰高窓」
です。
腰高窓には、鉄格子が付いている場合が多く、そこから泥棒が侵入することがあまりないので、防犯対策は、主に掃き出し窓に対して行う事になるでしょう。
アパート・マンションの1階に住む際に気を付けなければならない事は、以下の3つです。
1. 窓を開けて寝ない
2. カーテンを閉める
3. 防犯意識を高める
この記事では、上記の項目に対し、「何が問題なのか?」「問題点に対しどんな対策法があるのか?」といった部分に言及していきます。
1階のお部屋の場合、窓の開けっぱなしにより、次に示す問題が発生します。
・虫の侵入
・騒音
・泥棒の侵入
各項目について以下で詳しく見ていきましょう。
一階は高さがない分、他の階数に比べて虫が侵入しやすいとされており、夜中に窓を開けていると、部屋の光につられて蛾やゴキブリが寄ってきてしまいます。
なので、網戸をしっかり閉めるよう常に心掛ける必要があります。また、窓ガラス、網戸用の防虫スプレーを用いると網戸の小さな隙間からの侵入も防げるので、虫嫌いな方は購入しましょう。たとえば以下の商品がオススメです。
【虫コナーズ 窓ガラス・網戸用 】
価格:864円
サイズ:65×65×221㎜
内容量:450ml
一度の噴射で防虫効果は2ヶ月持続。速乾性で窓に塗布してもべたつかず、曇りません。また、1本で90×180㎝の網戸42枚分の量となっていますので、とっても経済的なのも魅力です。
一階では、他の階に比べて外で話している声や車やバイクのエンジン音などの音がうるさく感じます。窓を閉めるとある程度音をシャットダウンすることができますが、部屋を探す際は周辺環境にも気を配って騒音被害を未然に防ぐようにしましょう。
また、既に一階にお住まいで、騒音に悩まされている方は、耳栓を活用してみる事をオススメします。
価格:479円
サイズや形の異なる耳栓が8つあり、自分の耳にフィットするものを見つけ出す事ができます。専用ケースも付属しているので、持ち運びにも便利。
1階のお部屋は、窓やベランダから侵入することが容易で、泥棒も好んでターゲットに選びます。なので、就寝の際に、窓を開ける何てことは絶対にしてはいけません!
とくに女性の一人暮らしの場合、たとえ起きていたとしても夜中に窓を開けっ放しにするのはなるべく控えた方が良いでしょう。
窓の泥棒対策については「防犯意識を高める」の項目で詳しく解説しています。
一階は外を歩く通行人と目線が近く、部屋の中の様子が見えやすく、覗きの被害に遭う可能性が高いです。また、泥棒からすると「どんな住民が住んでいるのか?」「どの時間帯に家を空けるのか?」という情報が得やすい1階の住居はターゲットとして好都合といえます。
よって、一階に住んでいる方は必ず覗き見対策を行うべきです。窓の目隠し方法として次の3つの方法が考えられます。
・すだれ
・カーテン
・窓用フィルム
以下でオススメ商品と、各方法の特徴を解説していきます。
価格:1350円(楽天市場)、2268円(メーカー希望小売価格)
サイズ:900×1200mm
ポリエチレン製のすだれ。紫外線を86%もカットしてくれる機能付き。すだれは完全に光をシャットアウトするのではないので、窓に立て掛けるとプライバシーを確保しながら部屋の中に太陽の光を届けてくれます。
また、ベランダや腰高窓の鉄格子に取り付けて外からの視線を遮るといった使い方もできます。
価格:2750円
サイズ:100×110㎝~100×200㎝の全4種類
ポリエステル製の遮光カーテン。カラーは全9色で、暗めの色ほど遮光性が高いとのこと。サイズは4種類用意されており、腰高窓から掃き出し窓まで対応。
カーテンは光をシャットアウトする目的で用いるものであり、用途に合わせてすだれと使い分けると良いでしょう。