安価なおすすめ防犯砂利【3選】効果や撒き方、メリット・デメリットも解説!

数の多い防犯砂利の中でも、これを買っておけば大丈夫というおすすめの防犯砂利を紹介します。また、防犯砂利の効果や種類、適切な量や撒き方も分かりやすく解説。

防犯砂利の効果

防犯砂利を家の周囲に撒いておくだけで、あなたの住まいは空き巣や盗人が侵入を嫌がる家に早変わりします。

防犯砂利は、通常の砂利や地面と比べて、足で踏んだ時に石が擦れる音が大きく鳴るようにつくられています。そのため、いくらそろ~りそろ~り歩いても、侵入者とても目立つ足音を発してしまうことになるわけです。


まず防犯砂利に関して知っておくべきことを簡潔に、メリット・デメリットとしてまとめておきました。

メリット

・空き巣や泥棒を追い払える

・デザインのよいものを選ぶことで家の外観が良くなる

・しっかり作業を行えば雑草除去としても機能する

・休みの日のDIY作業にぴったり

デメリット

・自分で撒くと手間がかかり、業者へ依頼すると費用がかさむ

・処分がかなり大変 & お金がかかる

・撒く場所を間違えたりすると騒音になる

・軽いものは雨水などで流されてしまう

・ペットにとって歩きづらい

・踏まれて砕けた砂利が風で舞う(粉塵)

音の大きさはどれくらい?

音の大きさは製品によって異なりますが、だいたい60~80デシベル(dB)くらいです。60デシベルを超えると、人が聞いて「騒音」と感じるほどの大きさになります。家の中にいても、すぐに聞こえます。

音の大きさの目安は以下の通りです。


・20dB 人の寝息や、木の葉が揺れる音

・40dB 人のささやき声や、静かな住宅街

・60dB 人の普通の会話や、運転中の車内

・70dB 人の大きい声や、間近で聞くセミの鳴き声

・80dB 人のかなり大きい声や、パチンコ屋さんの中

防犯砂利の選び方や種類

防犯砂利はほとんど、ガラスを加工したもので出来ています。非常に軽いため、運搬や設置作業が非常に楽です。

他に火山岩や天然石で出来たものもあります。これらは重さや価格が、ガラスのものと比べて高くなります。

家の外観や庭の雰囲気に合った質感・色の砂利を選びましょう。

DIYで失敗しないための正しい撒き方

miraie_bild / Via instagram

どこに撒くべき?場所を選ぶ時の注意点

防犯砂利を撒く場所は以下のようなエリアが適切です。


・隣の家との間のスペース

・家の裏外壁まわり(特に窓のある場所)

・普段は人が通らないはずの家入口への導線

・空き巣が乗り越えてきそうな柵やフェンスの下



基本的には、どこに撒こうと個人の自由ではあります。ただし、防犯性能を高めたうえ、頻繁に音が鳴ることによる近所との騒音トラブルなどを避けるためには、設置場所はしっかり考える必要があります。


まず、家の人が頻繁に通る道、出入りする場所へ撒くのは避けましょう。毎日60 ~ 80デシベルの音が、朝から晩まで鳴り響いているのは辛いですし、近所へも迷惑となります。

また、頻繁に踏まれることで砕けた砂利が粉塵となって靴を汚したり、洗濯物に付着する可能性もあります。

そのうえ、空き巣は人目に付くような場所から出入りすることは少ないため、人が頻繁に通る=人目に付きやすい場所、へ砂利を撒いてもほとんど意味がないのです。

撒いた後で後悔しがちな場所としては他に、ガスを設置している場所の周りがあります。ガス業者がボンベを交換するたびに音が鳴っていては厄介ですよね。


一度撒いた砂利は回収がとても大変なので、設置場所はしっかり検討しましょう。

適切な量

ある程度の厚みになるよう砂利を敷かなければ、擦れる石が少なくなり音があまりなりません。

一般的には3~5cmが適切といわれることが多いです。とはいえかならずその厚みじゃなければいけないわけではなく、踏んでみて音が鳴れば大丈夫です。あまり厚くしようとすると、購入しなければいけない砂利も多くなり、費用もかさみます。

人が歩いて砂利は押し分けられる、雨などで流されたりしてしまうといったことも考慮して、適度な厚みにしましょう。


砂利は、1m2(およそ0.5畳)あたり40L(防犯砂利は1袋20L、30Lなどで販売されている)を目安にすると、適度な厚さで設置出来ます。

砂利を撒く前の除草を忘れずに!

砂利を敷く予定の場所に生えている雑草は取っておきましょう。そのまま砂利を敷いてしまうと、伸びてきた雑草が砂利を覆い、防犯砂利が機能を果たせなくなります。


雑草は根っこから除去します。クワやスコップなどの道具を使ってがっつり草むしりをしておきます。その後、出来るだけ平らになるようならしておきます。

草を取り除いたら、「防草シート」を敷き、ガーデンピンで固定します。シートは、空中を飛んできた種が地面に落ちて芽をだしたりすることを防ぎます。たわんだりしないよう、シートはサイズに合わせてカットして、ピンと張ってから設置しましょう。


その上から砂利をまきます。

おすすめの防犯砂利【3選】

上述の通り、砂利は1m2(およそ0.5畳)あたり40Lを目安にすると、適度な厚さで設置出来ます。もちろん石の大きさによっても異なります。

アイリスオーヤマ 防犯防草のジャリ

・価格の目安: 20L・1786円、40L・1886円、60L・2656円

・素材: リサイクルガラス

・カラー: ミックス、ライトブラウン・ダークブラウン混合、ホワイト・ブラック混合、ホワイト・ブラウン混合、ホワイトのみなど

・音の大きさ: 70~80デシベル


最も定番の防犯砂利。価格(コスパ)、色の豊富さなども幅広く対応しています。ガラス製は軽くて雨に流されやすいというデメリットもありますが、扱いやすいというメリットにもなります。

マツモト産業 防犯砂利

・価格の目安: 20kg・1500円

・素材: 天然石

・カラー: ナチュラルグレー

・音の大きさ: 70~80デシベル


天然の石でできた防犯砂利。カラーは選べませんが、自然な風合いなのでどのような景色にもなじみます。

ガラスと違い重みがある分、持ち運びは大変ですが雨に流されにくいです。また、踏んでも砕けづらく、ガラスほど粉塵を発生させることがないのもメリット。

業者の公式によると、およそ3袋で1m2分、厚みは4cmほどになるとのこと。

J&C 火山岩の防犯砂利

・価格の目安: 10kg・2300円

・素材: 火山岩

・カラー: 赤、グレー

・音の大きさ: 明記なし


軽くて空洞がある火山岩は、足で踏むと比較的大きな音がなります。ガラスや天然石とは違った風合いを演出できますよ!

防草シートとピン

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