価格:18000円(税別)
サイズ:195㎝×45㎝、0.58㎏


折り畳みができない、オーソドックスなさすまた。こちらの商品の魅力は、0.58㎏という軽さにあります。材料に軽量金属「マグネシウム」を用いており、女性でも扱いやすい製品に仕上がっています。

可動式さすまた「SAS-K」

価格:25000円(税別)
サイズ:204㎝、1.9㎏


さすまたの先端部が可動式になっており、一度キャッチすれば侵入者をがっちりホールドし、身動きが取れない状態にできます。また、さすまたホルダーから取り出すと、自動で警報ブザーが鳴るので、周囲の人々に危険を知らせる事も可能。

全長204㎝の標準サイズに加え、天井が低めの所でも使いやすい、全長170㎝、重量1.75㎏のショートタイプも用意されています。

ケルベロス

さすまたの先が拘束具となっており、相手の体にさすまたのU字部分が当たると、ばねの力で先端の拘束具が瞬時に体に巻き付き、自力で着脱不可能な強力なファスナーで相手の動きを完全に封じる事できます。

また、先端の拘束具を取り外して手投げで使う事もできます。

ケルベロスは一般企業向けの商品で、販売店を設けておらず、入手方法はケルベロスを製作している「有限会社 佐野機工」からのみとなります。このようなスタイルを取っている理由は、ケルベロスが犯罪目的で使用される事を防ぐためであると思われます。


ケルベロスの価格は公式サイトに明記されていないので、もし購入を検討したい方は、直接製造元に確認してみましょう。

サスマタ型スタンガン【充電式】

価格:37800円(税込み)
サイズ:128~215㎝、2.5㎏、U字の幅:30㎝

相手に押し付ける事で、U字の口が締まってがっちりホールド、さらに先端には650万ボルトのスタンガンを搭載し、力の弱い女性やご高齢の方でも確実に侵入者を制圧できます。

また、柄の部分は伸縮するので、お好きな長さに調節でき、先端に付いたライトで相手の目くらましや暗がりでの使用も可能。ただし、多機能であるがゆえに少し重たいという欠点があります。

さすまた(刺又)を使った事例

神山小学校の例

愛知県一宮市にある神山小学校では、児童が集団登校する時間帯に包丁を持った男が校内に侵入するという事件が起きましたが、伊串博校長をはじめ教師達の迅速な対応により事なきを得ました。

この事件で、犯人を制圧するのに用いられたのがさすまた。校長と男性教諭2名で犯人を取り囲み、さすまたで一斉に制圧し、一人の被害者も出ませんでした。同市では池田小学校で起きた連続児童殺傷事件を受けて、各学校にさすまたを4本配備していたとのことです。

富山・拳銃強奪事件

2018年6月26日、元自衛官の島津慧大容疑者(21)が交番勤務の警察官を襲って拳銃を奪い、小学校に乱入するという事件がありました。

事件当時、島津容疑者が侵入した小学校には警察官を襲った男の情報は入っていたが、拳銃所持の情報は知らされておらず、さすまたで防衛を試みようとしたとのこと。幸い島津容疑者は駆けつけた警察官に取り押さえられましたが、拳銃所持の情報が小学校に伝わっていなかった事が問題視されています。

さすまたは、確かに刃物や鈍器を持った相手には有効ですが、拳銃のような遠距離攻撃には無力。もし警官が来るのが遅ければ、教師や児童に死傷者が出ていたかもしれません。

さすまたは最終手段【まとめ】

さすまたやスタンガンなど、不審者に対抗する武器を所持しているからといって、相手に立ち向かう事は極力避けるべきです。

不審者が現れた時に一番最初にすべき事はその場から逃げること。そして警察の通報です。また、さすまたは武器の特性上、多対一でなければ効果は薄く、一人でいるような場所では、防犯器具として適していません。

小学校、会社、介護施設など複数名で対応できる環境であるならば導入を検討しても良いでしょう。

関連記事
人気
カテゴリー
人気の記事

昨日の人気の記事