ジャスティン・ビーバーの元恋人としても有名なセレーナ・ゴメスさん（26）には、セキュリティの方にも顔を覚えられている要注意人物がいるようで、その男が男性の性器に模したブーケを自宅に送り付けてきたそうです。
この男はすぐさまセレーナの自宅警備員に取り押さえられ、警備員が立ち去るように勧告し、事なきを得ました。
80年代を代表するアイドルの本田理沙さん（47）は、2017年5月8日放送のフジテレビの番組「バイキング」で芸能界を引退した理由は、ストーカー被害である事を明らかにしています。
本田さんは26歳の当時、一人暮らしをしており、ある日家の明かりをすべて消して家でＴＶを見ていると、懐中電灯を持った男が部屋に侵入してきたとのこと。驚いた本田さんは大声で助けを呼び、マンションの住人が警察を呼び、偶然通りかかった俳優の金山一彦の助けでベランダから脱出し、事なきを得たそうです。
この事件をキッカケに、本田さんはファンを見るとあの事件の犯人なんじゃないか？と疑い、具合が悪くなるほど精神的に参ってしまい、結婚を機に引退に踏み切りました。
グラミー賞にも輝いた事がある世界的アーティスト・アッシャー（39）にストーカー行為を行い接近禁止令が出ていた女性が、その命令に背き、レコーディングスタジオに入るアッシャーを間近で撮影して逮捕されました。
この女性は以前からアッシャーにつきまとい、アッシャーの妻だと偽ってアッシャーの自宅に侵入したり、金品を要求といった迷惑行為を重ねていたそうです。
台湾の人気歌手・ジャム シャオさん（31）とそのマネージャーは、ある日本人女性からSNS上で度重なる誹謗中傷を受けており、2017年7月11日にその女性を名誉棄損で訴えています。
この女性は2013年に、当時シャオさん住んでいたマンションの一室を購入し、その時からストーカー行為を行うようになったそうです。また、シャオさんは同年10月に見知らず男に動物の排泄物を投げつけられたこともあり、これもそのストーカー女性が関与していると言われています。
裁判では、シャオさんの主張が認められ、女性はシャオさんとマネージャーに合計80万台湾ドル（約296万円）の支払いと、大手新聞社に謝罪文を掲載する事を命じられました。
アニメ「エイトマン」の主題歌で有名な、紅白出場歌手の故・克美しげるさん（享年75）。彼は妻子ある身にも関わらずクラブでホステスをしていた女性と不倫関係になり、後にその女性のストーカー行為を理由に彼女を殺害し、懲役10年の実刑を受けています。
克美さんがホステスの女性と出会った時は仕事が上手くいっておらず、ギャンブルにのめり込み、多額の借金を抱えていました。彼女はそんな彼を支えるために風俗にまで手を出したそうですが、彼はそのお金をギャンブルにつぎ込んだり、妻に渡していたそうです。
そんなある時、大きな仕事が舞い込み芸能界に復帰できるチャンスを得た彼は、不倫スキャンダルが報じられるのを恐れ、彼女に別れを切り出しました。すると彼女は破局するなら今までの事をすべて暴露すると脅し、彼女の存在が邪魔になった彼は殺害に踏み切りました。
1982年に結成し、2013年に再結成を果たしたロックバンド「ROGUE」のボーカル・奥野敦士さん（55）に行為を伝えるメールを立て続けに送信したとして、2013年9月5日に大阪府在住の会社員の女性が逮捕されました。
逮捕された女性は2012年7月から計3万通にも及ぶメールを奥野さんに送っており、連続してメールを送信する行為での逮捕はこれが全国で4例目で、芸能人では初とのことです。
元東方神起のメンバーのジェジュンさん（32）は、2018年8月9日放送のテレビ朝日の番組「イッテンモノ」で、ファンのストーカー行為に悩まされていると語っています。
彼はテレビで自宅を公開しており「家の場所がバレバレ」との事で、その結果、ファンの方が家まで追いかけて来る事もあったとのこと。また、ファンが彼の自宅の隣にあるマンションの部屋を借り、家の様子を望遠鏡で覗き見していたという恐怖体験も告白しています。
2015年に公開されたミュージックビデオ「Bad Blood」では、公開後24時間で2010万回という驚異的な数字を叩き出したアメリカ出身の歌手・テイラー・スウィフトさん（28）。彼女は、フランク・アンドリュー・フーヴァーという男から長年ストーカー行為を受けており、「家族を全員殺す」と脅迫された事があります。
このストーカー男は、2006年にテイラーさんへの接近禁止令が言い渡されていますが、2016年にその命令を破り、テイラーさんがレース会場のパレードから飛行場へと向かう道中ずっとつきまとい、警察に逮捕されました。
歌手の方々もストーカーに悩まされている人がたくさんいるようですね。人気者にはたくさんのファンがつきますが、その分一部の熱狂的なファンがストーカー化してしまう危険性もあります。
しかし、これは有名人のファンに限った話ではありません。あなたに周りにいる人が、ある日突然ストーカー化してしまう事もあるかもしれません。そんな時あなたはどうしますか？この機会に身の回りの「セキュリティ」に目を向けてみてはいかがでしょうか。
