セコムのホームセキュリティは、一戸建て住まいでも賃貸物件住まいでも、セキュリティ機器をレンタル・買取のどちらで利用するか選択することが出来ます。
機器をレンタルする場合は、2万円の保証金がかかります。この記事では、この保証金は何のためにあるのか、返金はいつ行われるのか、返金の条件などを詳しく解説していきます。
特に「セコムと契約したいけど、お金のことが複雑で不安」「専門用語が多くて分からないから、契約まで踏み切れない」という方は、本記事を読むことで保証金に関する心配は解消されるはずです。
ぜひ最後までお読みください。
・保証金とは
・保証金はいつ戻ってくる?
・契約満了前に解約した場合
・保証金を免除する方法
保証金とは、セコムからホームセキュリティ機器をレンタルする際に支払う預け金の事。保証金は一時預かり金であり、契約満了時に返金されます。セコムでは、どのプランでも機器レンタルを行った人に対し一律2万円を徴収しています。
このようにセコムが保証金を課す目的は、契約者の途中解約と、レンタル機器の盗難や紛失を防ぐため。
実際に、契約期間中にセコムを解約すると、この保証金は返却されなくなってしまうので、契約者が途中解約することが少なくなります。また、機器の返却することでこの保証金は返金されるので、契約者はレンタルした機器の盗難や紛失に十分注意を払うようになるはずです。
セコムの保証金の役割は、Suica等のデポジットと同じような物であると考えて問題ないでしょう。
初回の契約時に支払う保証金2万円は、契約満了と共に契約者の元に返金されます。そして、セコムの契約年数は初回5年、5年目以降は1年更新となります。
例えば2018年に契約した人の場合は、5年後の2023年、それ以降は1年ごとなので2024年、2025年‥のタイミングで返金されます。
セコムの契約は自動更新なので更新手続きは特に必要ありません。一方、契約満了時に解約する場合は、3ヶ月前までに解約の申し込みを行わなければなりません。保証金の返金を希望するのであれば、自動更新日の3ヶ月前までに解約手続きを済ませて下さい。
契約期間中に途中解約した場合は保証金は返金されません。ただし、特定商取引に関する法律の違反にあたるような訪問販売により契約を結んだ場合は、たとえ契約期間中の解約であっても保証金は契約者の元へと返金されます。
特定商取引に関する法律では、訪問販売に様々に規定を設けています。例えば、「一度購入を断れた後に、続けて勧誘をしてはいけない」、「契約の書面を必ず交付する」といった規定があります。
強引なセールスにより契約を結んだ場合は、保証金はしっかり返金されるので慌てずセコムに問い合わせて対処して下さい。
セコムは金融機関などと提携しており、それらの業者を通してホームセキュリティの契約を行うことで保証金が免除されるキャンペーンが行われています。
保証金は払ったとしても返ってくるものなので、キャンペーンを利用するメリットも少ないです。「とても魅力的なキャンペーン」とは言えないかもしれません。
いちおう、機器レンタルプランで支払う保証金が免除されるキャンペーンのうち、以下の3つを例として紹介します。
・琉球銀行での特典
・筑波銀行での特典
・レクサスカードでの特典
他にもあるはずなので、気になる方は探してみてください。
琉球銀行では、2016年10月14日より、新規で住宅ローンを1000万円以上借り入れた方を対象にセコム・ホームセキュリティ契約時に使える優待券をプレゼントしています。
この優待券をセコム契約時にセコム琉球の担当者に開示すると、保証金2万円が免除されます。
筑波銀行でもセコムの保証金が免除される「<つくば>あんしんサポートサービス」を2018年10月9日から提供しています。
このサービスは筑波銀行と取引を行っている方を対象にしており、筑波銀行の紹介で「セコム・ホームセキュリティ」に加入すると、保証金が免除になり、さらに、緊急時にセコムを呼べる「マイドクター」が無料でご利用になれます。
セコムの新規契約者が、レクサスカードを用いてセコム・ホームセキュリティの初期費用、月額費用の支払いを行うと、保証金2万円が免除されます。加えて、セコムが行っている事業「セコムの食」で使える2万円のギフト券、もしくは応急処置が行える「セコム・スーパーレスキュー」のいずれかのプレゼントも行っています。
また、レクサスカードをお持ちの方がセコムの資料請求を行うと、無料で自宅のセキュリティ診断が行えます。
セコムを契約期間中に途中解約すると、解約金の支払いに加え、保証金が返金されません。なるべくそういった事態を避けるためにも、契約前に5年間継続して利用する経済力があるのか検討すべきです。
今回の記事を参考に、是非お得にセコムをご利用して下さい。