セコムのホームセキュリティ値引き交渉に役立つ知識【5選】

セコムのホームセキュリティを安く利用するため、営業の方との交渉を検討している方も多いでしょう。本記事では、値引き交渉のために知っておくべき〇つのポイントを徹底解説していきます。

本記事の要約

セコムのホームセキュリティを導入するためには、初期費用(機器取付料金など)や月額費用(サービス契約料金など)がかかります。また、最低契約期間は5年間となっており、その期間は月額費用を払い続けなければなりません。

ホームセキュリティは日々の安全・安心を提供してくれますが、安い買い物ではないのです。

そんなホームセキュリティを少しでも安く契約するため、営業スタッフと値引き交渉を行うことが可能だそうです。本記事では、その値引き交渉を行う上で知っておくべき知識を紹介します。

「値引き交渉なんて、営業マンは話を聞いてくれるのか」「値切りすると変な奴だと思われないか不安」と考えている方は、本記事を読むことで緊張することなく値引き交渉を行うが出来るでしょう。

ぜひ最後までお読みください。

本記事で解説するポイント

1. 料金を把握しておく

2. 価格交渉の必要性

3. セコムの営業スタッフについて

4. 値引き交渉の要素

5. 相見積もりは必ず行う

料金を把握しておく

価格交渉を行う際は、まずかかる費用を把握しておくことが大事です。まずはそちらを確認しておきましょう。

セコムは、一戸建てにお住いの方と、アパート・マンションもしくは小規模戸建てにお住いの方それぞれへ異なるホームセキュリティを提供しています。これらが現在、基本的にセコムから提供されているホームセキュリティサービスで、価格も異なります。

・一戸建て → ホームセキュリティNEO

・アパート/マンション/小規模戸建て → ホームセキュリティ スマートNEO

加えて、NEOとスマートNEO双方で、住まいに設置するセキュリティ機器を契約期間中レンタルするか、買い取るかという選択肢があります。


基本的にはそれらの選択によって料金は大きく異なります。以下の表はその料金の目安です。

料金の目安についてはこちらの記事でも詳しく解説しています。

価格交渉の必要性

まず知っておくべきことは、価格交渉はこちらから切り出さなければ始まらないということです。営業スタッフの方から、「値下げしましょうか?」と声をかけてくることは基本的にはありません。

とはいえ、あなたを騙そうとしているわけではなく、「定価もしくは最初に提示した価格で納得いただけた」という認識です。後述しますが、営業スタッフも仕事でセコムの商品を販売しています。自信のある商品をわざわざ安く売ったりはしません。

そのため、「相手が声をかけてきたら、価格交渉をしよう」と考えていてはいけないのです。必ずこちらから交渉を切り出しましょう。そうすることで、「このお客は、セコムが値切り交渉に応じることがあるということを知っている」と認識してもらうことが出来ます。

そこからは、相見積もりなどのネタを用いて、「もう少し安くしてくれたら早急にセコムさんと契約する」という姿勢をみせましょう。

セコムの営業スタッフ

あなたが価格交渉を行うのは、セコムの営業スタッフです。営業スタッフについても知っておきましょう。

セコムに限らず、世の中の営業マン(営業ウーマン)にはノルマが課されていることがあります。ノルマとは、ある期間中に達成しなければならない目標のようなもの。例えば、「10月の間にセコムのホームセキュリティ契約を20件成約させる」といった感じです。

営業スタッフが値引きに応じるメリット・デメリット

そんな営業スタッフの目から見て、値引きに応じるメリットは主に以下のようなものがあります。


・値引きしないと契約してくれないお客さんから成約を獲得でき、ノルマ達成率が上がる、または同業他社にシェアを奪われずに済む

・値引きというカードを切ることで、別の条件を提示できる(例えば、今週中に契約してもらう、セコムが提供している損害保険サービスにも加入してもらうなど)

・お客さんの呼びかけに応える事で信頼関係が生まれる



逆に、主なデメリットは以下の通りです。


・「セコムはこの価格まで値下げできる」という前例が出来てしまう

・定価で契約したお客さんとの信頼関係が傷つく可能性がある

・値引きする権限が無い場合、上司などへ複数回問い合わせる手間がかかる

営業スタッフが「値引きしたい」と思うように振る舞う

上述のメリット・デメリットから、営業スタッフは何か理由があって値引きに応える、ということが分かります。

その理由のなかでも最も主流なものは、競合他社との価格差を縮めるもしくは競合他社よりも価格面でのメリットを提示することで、客からの契約を勝ち取るというもの。

つまり、交渉のためにまず最初にあなたがすべきことは複数の会社から見積もりをとること。これは、次の相見積もりの項で解説します。

相見積もりは必ず行う

相見積もりとは

相見積もりとは、複数の業者から見積もりを提供してもらう行為のこと。ホームセキュリティに限らず、一般的に見積もりは無料で行ってくれるため、相見積もりは他の業者へ仕事を依頼する際にも行われます。

例)引っ越しやエアコンクリーニング、土地査定など


ホームセキュリティの場合、セコム(SECOM)やアルソック(ALSOK)、セントラル警備保障などの業者から見積もりをもらうことになるでしょう。

見積もりは2段階存在します。電話やメール、ウェブサービスで行う簡易的な見積もりと、担当スタッフが依頼者の住まいへ赴き現場を確認したうえで算出する見積もりです。もちろん後者の方がより相場に正確な値となるでしょう。

相見積もりのメリット・デメリット

相見積もりには以下のようなメリットとデメリットが存在します。その中でも特に、業者間での価格比較が値下げ交渉においては重要となります。

「A社は〇円まで値下げしてくれました」とB社に伝え、次はB社が提示してきた提案をA社へ提示します。営業のスタッフへ見てもらいやすいよう、口頭ではなく紙やメールで提案を受け取りましょう。



【メリット】

・複数の業者が提示する料金を比較することで、妥当な価格を知ることが出来る

・業者との交渉時、値引きする理由として他業者が提示した価格を挙げることが出来る

【デメリット】

・業者とのメール・電話やりとり(日程調整など)、対面での営業トークなどで体力を消耗する。

・現地を訪問して行う見積もりの際は、依頼者本人も立ち会うのが一般的。仕事などで忙しいとスケジュール調整が難しい。

相見積もりは2~3社へ依頼するべき!

上述の通り、メリットもデメリットも存在する相見積もりですが、契約後に後悔しないためにも行うべきです。

特に、あなたがホームセキュリティをこれまで利用したことが無く、それに関する知識が十分でない場合。相見積もりを行う中で、あなたが持つ以下のような迷いに直面することになります。


・「本当に私はホームセキュリティを導入する必要があるのか」

・「5年間(最低契約期間)で数十万を払うことで、どのような恩恵を受けることが出来るのか」

・「他により良い選択肢はないか」


そこで、「価値がある」と思えばお金を払えばいいのです。つまり、相見積もりは「本当にお金を払うべきか、後に悔いることがないよう検討する」ステップのひとつなのです。

以下の記事では相見積もりのマナーなどについても解説しています。そちらもぜひご覧ください。

相見積もり以外の値引き要素

相見積もりによる価格比較以外だと、下記の要素で値引きしてもらえるかもしれません。また、値引きはせずとも他の特典で応えてくれることもあるようです。


・セコムの提供する保険(火災保険・自動車保険)へ乗り換えや加入

・その週のうちに契約を決断

・値引きはしないが、センサーをひとつ多くつける

・値引きはしないが、保証金(機器レンタルの場合に必要)なし

・値引きはしないが、簡単な電気工事(コンセントの新設)を機器取付の際におまけで行う

実際のところ、値引きは可能?

セコムについて調べてみると、以下のような体験談や噂を見つけることが出来ます。

・工事費用(機器取り付け費用)は値引き可能だが、月額料金は難しい

・相見積もりをセコム→アルソック→セコム→アルソックと行い、両社から値下げ案を提示された

・ホームセキュリティNEOとスマートNEOは値引きが難しいが、「Gカスタム」であれば月額も値引き可能


Gカスタムは、セコムの公式サイトで詳しく解説されていません。現在はホームセキュリティNEO・スマートNEOを主に売り出しているからです。気になる方は営業スタッフに尋ねてみるとよいでしょう。

値下げ可否は実際のところ、セコムの状況にもよるかもしれません。例えば、その月中に多くの契約を獲得する必要があれば、ある程度の値下げは飲み込んでくれるかもしれません。これは決算前や、大規模な投資・出費を行う前もしくは行った後の資金準備など、様々な理由が存在するでしょう。

確実な情報ではありませんが、値引きをしてもらえた人としてもらえなかった人がいる原因のひとつではあるかもしれません。

値引きに期待しすぎることなく、冷静に行う【総括】

セコムのホームセキュリティ値引き交渉は自分から切り出さなければ始まることはありません。値引きを要求する際のネタは、主に競合他社の価格見積もりです。

営業スタッフにも様々な事情があるため、値引きに応じてくれることもあれば、まったく反応しないこともあるでしょう。とはいえ、そこで失礼な態度を見せてはいけません。急ぎで必要ではないのであれば、時期をずらして様子を見てもいいかもしれません。

率直に、「もう少し安くホームセキュリティを導入する方法はありませんか?」と尋ねてみるよよいでしょう。

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