セコムのセキュリティサービスを住まいへ導入する際にかかる費用には、いわゆる初期費用と月額費用があります。本記事は、この2つのうち初期費用に分類される「セキュリティ機器の設置費用」について詳しく解説しています。
具体的には、設置費用とは何か、各種プランにおける料金の目安、その他セコムに依頼する前に知っておくべきことに焦点をあてています。
「セコムをこれから導入したい」「新築のお家にホームセキュリティを取り付けたい」と考えている方に特に読んでもらいたい記事です。
なお、設置費用は「工事費」「取り付け料金」などと呼ばれることもあります。本記事内でもそのような表記をすることがありますが、どれも同じ意味であると考えてもらって大丈夫です。
・機器の設置費用とは
・戸建てプランの場合
・マンション・戸建て小規模プランの場合
・住宅兼オフィス・店舗・医院プランの場合
・親の見守りプランの場合
・その他セコムの機器設置費用について知っておきたいこと
SECOMのホームセキュリティと契約すると、SECOM製のホームセキュリティ機器がお家の中に取り付けられます。この機器の取り付け工事にかかる費用が「機器の設置費用」になります。
機器の設置費用は、セコムとのご契約時に初期費用の一つとして請求されます。また、設置工事はセコムがしっかりと教育をした指定業者によって行われます。
契約住宅に設置するホームセキュリティ機器は、セコムからレンタルするか、もしくは買い取るかのどちらかを選択する事になります。
セコムの公式サイトを拝見すると、レンタルでは、初期費用として設置工事料という名の料金が確認できます。一方、買取の場合は、機器の設置工事料金がいくらか明記されていません。これは機器買い取り料金である「買取システム料金」の中に設置工事が含まれているためです。
記事下部では、各プランでの設置工事費用について紹介しますが、買取では工事費の代わりに買取システム料金を掲載します。混乱しないよう注意して下さい。
この記事で紹介する設置工事費用や買取システム料金はあくまで価格の目安です。設置する機器の数、お家の構造などにより工事費は変動する恐れがあります。
正確な料金が知りたい場合は、実際にセコムに問い合わせて見積もりを依頼することが必要。なので、この記事に記載された費用は参考価格として考えて頂ければ幸いです。
一戸建てにお住まいの方向けのプラン。間取りが大きいので、設置する機器の数も多いです。
レンタルプランでは、工事量は58000円。買取プランでは、買取システム料金が427300円になります。
戸建てプランの機器レンタルでは、「ホームセキュリティNEO」と呼ばれるレンタル機器パックを利用することになり、このパックに含まれている範囲内であれば、設置機器が多かろうが少なかろうが工事費は一律になります。
・ホームコントローラー：1台
・セット解除ボックス：1個
・フラッシュライト：1個
・ホームコントロールユニット：1台
・ブザーボックス：1台
・防犯センサー／非常通報：13個
・火災／ガスセンサー：1個
・救急通報：1個
賃貸・マンション・小さめの一戸建て住宅にお住まいの方向けのプラン。戸建てプランよりも設置機器が少ないので、工事費は安くなります。
レンタルでは、取り付け工事費用は43000円、買取では買取システム料金が152500円になります。こちらのプランでは、「ホームセキュリティスマートNEO」と呼ばれる機器レンタルパックを利用します。
戸建て住宅の場合と同様、スマートNEOの範囲内であれば機器の数で設置料金は変わりません。
・ホームコントローラー：1台
・フラッシュライト：1個
・窓／扉周りのセンサー：3個
・空間センサー：1個
・煙／熱センター：1個
小さなお店、オフィス等を持つ方向けのプラン。個人事業主さんなどが利用します。
レンタルでの取り付け工事費用は64000円。買取では買取システム料金が331700円となっています。
セコム公式サイトでは、下記の機器一覧に示すセキュリティ機器を導入するプランを一例として紹介しています。設置する防犯センサーなどにより工事費が変動します。プランの詳細については直接問い合わせて欲しいとのことです。
・ホームコントローラー
・フラッシュライト
・ホームコントロールユニット
・窓／扉周りの防犯センサー
・空間センサー
・非常ボタン
・火災センサー
