防犯ステッカーは10~15㎝四方の大きさのものが多く、上記で紹介したSECOMやALSOKのダミーステッカーもそのような大きさになっています。
アルソックステッカーには32×24cm程度のサイズのものがあるので、ダミー商品は正規品よりも小さめ、もしくは正規品の小、特小サイズほどの大きさだと思われます。
ALSOKやSECOMのステッカーは、契約住宅に必要な分だけレンタルしているものであり、販売は一切行われていません。
また、未契約住宅によるステッカーの不正使用を防ぐために、たとえ契約者であろうとステッカーの転売、貸与、譲渡も禁止しています。
過去にはセコムの偽造ステッカーを転売した男が逮捕されていますので、今後もネットショップはおろか、個人間で売買を行うヤフオクやメルカリといった場所でも入手することは出来ないでしょう。
記事上部で紹介したアルソック・セコムのダミー商品とアルソックロックは、いずれも楽天やAmazonといったネットショップで購入することができます。また、ヤフオクやメルカリにも出品されています。
ダミー商品は、警備会社と契約を交わすという煩わしい事なしに誰でも簡単に購入できるので、「入手しやすさ」という点ではこちらに軍配が上がります。
ALSOK・SECOMのステッカーは、警備会社が常に監視している事の証明になり、犯罪者の威嚇効果は申し分ないです。また、大き目のサイズも用意されていて、人目に付きやすいのも魅力。
警備会社のステッカーに似たデザインであるダミーステッカーは、遠目からだと本物と見分けが付きにくく、他の防犯ステッカーよりも威嚇効果が高いです。ただし、下調べをしっかり行う泥棒には見破られてしまうかもしれません。
ダミーステッカーは威嚇するだけであり、それを貼り付けても家のセキュリティが強化される訳ではありません。防犯カメラやホームセキュリティ機器と併用することをおススメします。
防犯ステッカーには悪者への威嚇効果があります。ただし、威嚇効果だけではお家のセキュリティは万全とは言えません。
もちろん警備会社のステッカーが貼ってある場合は、家に様々なセキュリティ機器が設置されており、強固な防犯システムが構築されています。一方、ダミーステッカーの場合、威嚇は出来るものの、これを貼り付けたからといって家への侵入が困難になる訳ではありません。
ダミーステッカーだけでは家のセキュリティは不十分なのです。
今では高性能のセキュリティ機器が数千~数万円程度で手に入れる事ができます。たとえば監視カメラやネットと連携できるIoT機器など。
防犯ステッカーだけではなく思い切ってこの機会にセキュリティ機器の導入を考えてみてはいかがでしょうか。
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