防犯ステッカーとは、家の外壁や玄関、窓などに貼ることで空き巣・侵入者へ警告を行う防犯アイテム。本記事ではその防犯ステッカーに関する基礎知識・よくある質問を全てまとめました。
特に、これから住まいの防犯を強化する予定の方、ステッカーを購入したいと検討していた方は、本記事を読むことで「ステッカーは本当に防犯効果があるのか、どのようにして入手するべきか」という疑問・不安を解消することが出来るはずです。
それぞれの項目の詳細については、個々の記事で詳しく解説しています。ぜひ最後までお読みください。
・セコム/アルソックのステッカー入手法
・市販の防犯ステッカー
・ステッカーの防犯効果
・アルソックロックについて
・ステッカーの偽造や販売について
セコム・アルソックのホームセキュリティと契約している目印として使用されるステッカー。実は、これは市販されておらず、契約者のみに契約期間中のレンタルとして配布されています。
そのため、基本的に入手する方法はホームセキュリティを利用するしかありません。なお、ステッカーの貸出や譲渡、販売も禁止されています。
ホームセキュティとの契約を解約後は、ステッカーは破棄もしくは返却する必要があります。
セコムやアルソックのステッカーではない、市販されている防犯ステッカーもあります。これらは、ホームセンターやネットショップで販売されています。100円ショップで販売されていることもあるそうです。
遠くからでも目につきやすいよう、明るい色を使ったデザインのものが多め。また、セコムやアルソックのステッカーと勘違いしてしまいそうなデザインのものも。
ステッカーは窓や外壁へ貼られ、空き巣などの不法に侵入を試みようとしている者へ「防犯カメラで監視中」「セキュリティシステム作動中」といった警告を行います。
これは、実際に防犯効果があることがノースキャロライナ大学の行った調査により明らかとなっています。
特に、セコムやアルソックはテレビCMなどにより知名度もバツグン。侵入者も、「あのセキュリティがあると厄介だ」と認識します。しかし、セキュリティ機器を設置していなくても貼ることが出来る市販ステッカーには、「ダミーだとばれる」「万が一侵入されてしまっては対処できない」といったデメリットがあります。
防犯効果はありますが、過信は禁物です。
アルソックロックは、アルソックから市販されている防犯グッズ。窓の補助錠(ウィンドロック)です。窓に設置することで、元々の鍵に加えて二重のカギとなります。
アルソックロックを窓に設置し、それを外側から見るとまるでアルソックのステッカーのように見えます。これが、一般的なウインドロックとアルソックロックの違いです。
上述の通り、アルソックのステッカーは市販されていません。そのため、「アルソックのステッカー」に最も近いものが、アルソックロックとなります。
上述の通り、セコム・アルソックのステッカーは市販されておらず、ホームセキュリティ契約を結んだ方のみに配布されています。
「このステッカーを偽造することは禁止されている」とそれぞれのセキュリティ会社が案内していましたが、2018年にステッカーを偽造した男が逮捕されるという事件がおきました。
「商標権の侵害」容疑で逮捕となっており、この判例を基に、今後セコム・アルソックから受け取ったステッカーを販売するなどしても、同様の罪となる可能性があります。正規ではない手段でセコム・アルソックのステッカーを入手することは避けましょう。
以上、本記事では防犯ステッカーの入手方法や効果など、使用する前に知っておくべき知識を全て解説しました。
「空き巣が入ってこないか、いつも不安」「何か防犯グッズを利用したい」と検討している方が、防犯について考えるきっかけとなれば幸いです。
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